紫外線の種類

紫外線は目に見えませんが、私たちの生活にさまざまな影響を及ぼします。特に肌に対しては、決して良い作用をしません。
したがって、紫外線とは何かしっかりと理解し、それを防ぐ対策を施す必要があります。
紫外線には、3つの種類があります:
紫外線は、強いエネルギーをもつ太陽光です。波長の長さによってUV−A、UV−B、UV−Cにわけられます。そのうちオゾン層を通過して地表に届くものは、UV−A、UV−Bの2種類です。これら2種類の紫外線がどのような作用を示すのか、以下にその概略を述べます。
UV−Aは、波長が長い紫外線で、その35〜50パーセントが表皮を通過し、真皮まで到達するといいます。肌を黒くさせる色素沈着を引き起こす張本人が、このUV−Aです。
さらに、このUV−Aを慢性的に浴びていると、シワやたるみといった、肌の老化の原因となります。これは、UV−Aが、皮膚の弾力線維や、膠原線維に影響を与え、ダメージを引き起こすからです。
UV−Bは、UV−Aと比べると波長が短く、真皮にまでは到達しません。UV−Bの場合は、浴びた直後にすぐに反応を起こし、主に表皮で急激に肌を赤くするなどの症状を引き起こします。この炎症を「サンバーン」といい、肌の乾燥を引き起こします。これが、シミソバカスなどの肌トラブルの原因となります。
紫外線はこのように、肌にダメージを与え、シミやシワ、ソバカスなどの原因となります。

紫外線量

「紫外線は夏に多いだろう」と漠然と考えていらっしゃる方が多いのではないでしょうか?
だから紫外線対策も夏になってからと思っていらっしゃいませんか?
しかし、それでは遅すぎるのです。
紫外線は、桜の花が咲きはじめる3月ごろから増え始め、ピークを迎えるのは、6〜7月ごろです。最も気温が高く、日焼けを気にする人が多い8月は、むしろ紫外線量は下降気味なのです。
したがって、紫外線対策を春先からすることが非常に重要です。また気温は低くても、つまり秋から冬にかけても、紫外線は、なくなったわけではありません。確かに夏のピーク(6月)と比べると、12月〜1月は6分の1ほどに減ります。しかし、だからといって安心して紫外線を浴びている時間が多くなってしまったら、浴びる量は結局、同じになってしまいますよね。紫外線対策は、年間を通じた総量を考え、冬でも対策を講じる必要があります。
紫外線対策について、もうひとつ知っておくべきことは、紫外線は、直射日光だけに限らないということです。地面や水面からの反射光も決して、バカにできないのです。
しっかりと帽子をかぶって「上」からの紫外線の攻撃を防いでいるつもりだったのに、アスファルトの照り返しがあなたの肌を「下」から直撃していたなんてことにならないよう、しっかり「上下左右」から紫外線対策をしましょう。

紫外線の多い時間帯

紫外線は、お肌の大敵です。できることなら紫外線を100パーセント防ぎたい、というのが、本音です。しかし、24時間1年中外に一歩も出ないというわけにはいきませんし、たとえ家のなかにいてもある程度の紫外線は入ってきます。
そこで、たとえ1日中紫外線がその刃を光らせているとしても、どの時期どの時間帯に紫外線が多いかを知り、その時期、時間帯に念入りな対策をほどこすほうが、100パーセント防止しようというよりもずっと現実的です。
紫外線が最も多い季節は、6月から7月にかけてです。しかも3月ごろからすでに紫外線の量は増えつつあるので、季節的には3月の桜の花が咲き始めたころから紫外線対策を本格派させる必要があります。
紫外線の量が、1日のうちで最も多い時間帯は、午前10時から午後2時頃までです。この4時間の時間帯に、1日の半分以上の紫外線が集中しています。
しかしこの時間は、お洗濯、お庭の草とりなど、大方の家事が集中している時間帯でもあります。
気がついたら肌の奥まで紫外線がしみこんでいたということにならないためにも、しっかりと帽子をかぶり、UVクリームを塗るなどして紫外線対策しましょう。

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